記号の説明 【】:タイトルなどのかっこ付け ■:各シーンの区切り ・:シーン内のポイント 《》:技能、もしくは行動 →:上記に対する結果 ※:KP用情報 @〜:連続イベントの順番 @-@〜:分岐イベント ------------------概要------------------ 【タイトル】浮上の海底都市 or クトゥルフ無双 【タイプ】戦闘シナリオ 【推奨技能】銃器系、投擲、機械修理、STRとSIZも一部関わる。 クリーチャーはおろか旧支配者をぶっ殺す勢いの冒涜的なシナリオへの心構え 【職業】軍人、全員同じ部隊が望ましい。 【人数】テストプレイ時は3人。 【時間】キャラ作成も合わせて約3時間 【舞台】アメリカ、及びルルイエ 【シナリオについて】 コンセプトは神話生物をぶっ殺せ、出来そうならクトゥルフもぶっ殺せ。 探索系技能は最悪ダイスを全部失敗しても詰まないようには作っています。 そのため推理や謎解き要素、ギミックなどはなく、基本的に一本道になります。 時代はやや近未来を想定しているため、存在しない武器防具を作っても構わないこととします。 【ルール変更案】 ・深きものを時間ごとに幸運ロールなどで出現させる。 ・強力な範囲武器を持たせて敵を増やしてクトゥルフ無双。 【真相】 クリートル・L=トール(ク・リトル・リトルから)はクトゥルフ信者であり、 ルルイエの浮上しクトゥルフを復活させるために生贄をささげることになった、これが調査船のメンバー。 ルルイエ全体が祭壇の役割を果たしており、ルルイエの上で死んだものが生贄となる。 島の周りの嵐が強くなっているのはクトゥルフが目覚め始めているから。 しかし生贄が足りないため、完全には目覚めていない。 生贄が足りないことを焦ったクリートル・L=トールは、探索者たちに武器を持たせて侵入させ、 島に残っているだろう生き残りと、あまつさえ深きものどもすら生贄の足しにしようという考えである。 時系列としては調査隊が奥へいくことを決めて少ししてから探索者が到達したことになる。 なんらかの手段で不殺を貫いたとしても、調査隊自身もダゴンに殺されて結局クトゥルフは目覚めることとなる。 ------------------概要ここまで------------------ ------------------ここからシナリオ------------------ 【導入】 世間は突然浮上した島の話題に沸いていた。 ムー大陸復活!アトランティスは本当にあった!などの文字が新聞や雑誌を埋め尽くしている。 そして各国の首脳陣たちが協力して、調査隊を編成し派遣したことにより、 新たな人類の歴史が刻まれるのではないかと世界中が期待していた。 そんな中、あなたたちは上司であり、調査隊の総司令官であるクリートル・L=トールから呼び出される。 「先日、太平洋到達不能極に島が浮上し、そこに調査隊を派遣したことは知っているな。 実はその調査隊からの連絡が先日途絶えたのだ。 最後の無線連絡では「ああ、窓に!窓に!」と叫んでいたことから、 なんらかの生物、先住民がいる可能性があると判断された。 そのため、君たちに調査隊の救助をやってもらいたい」 《心理学》 →その顔は悲しみに染まっており、嘘をついているようには見えない。 ※(これは大量の生贄を送ることが出来ず、 仲間たち(深きものども)も生贄に捧げなければいけないという、辛さからくるもの) 《人数について》 「それが調査隊が到着してからというもの、島の天候が荒れていてな。 とてもではないが大型船を派遣することは難しいのだよ。 そのため少数精鋭で作戦を実施することになった。」 《調査隊の人数》 「調査員、護衛を含めて30人だ。 用意する船には倉庫があるため、備品などをすべて破棄すれば全員乗れるはずだ。 快適さは保障できんがな」 「君たちだけで行かせなければならないことを心苦しく思っている。 こちらから出来るサポートは最大限行うつもりだ、 奥の部屋に携行できそうな装備を揃えてある、好きな物を持っていってもらって構わない」 と言うと、クリートルはあなたたちを奥の部屋へと連れて行く。 そこには様々な武器や防具、医療品が置いてある。 あなたたちは言われたように好きなものを持っていっても構わない。 ※ここで好きな装備を支給します。 ルルブに載っているものから架空のものまで。 時代は近未来を想定しているので、レーザーとかあってもいいんじゃないかな^v^ ダゴンさんや落とし子さんと戦うことになるので、 防具も併せて色々好きに装備させてあげましょう。 《クリートルの名前を怪しんで殺した場合》 この一件であなたたちは指名手配されることになる。 そして捕まる、捕まらないに関わらずに数日後にはあの島から出てきた異形の化け物たちによって世界は滅ぼされる。 ※調査隊が殺した深きものの血と、調査隊自身もダゴンに殺されて結局目覚めるため。 ■ルルイエ埠頭 ※初期地点、拠点のテントと何があったかを示す日記がある程度。 またPLが船の無線を使おうとした場合は磁気嵐っぽいのが発生して繋がらないなどにしておいてください。 あなたたちは用意された小型船でなんとか目的の島へとたどり着いた。 だが嵐の中を突っ切ったせいか、エンジンが壊れてしまい、 予備のパーツもないため、脱出は救助を待つしかなさそうだ。 船を下りたあなたたちは、その目前に広がる光景に唖然とする。 異常極まりない非ユークリッド幾何学的な外形を持つ多くの建造物からなっている街並みがそこにあったからだ。 しかし街並みというにはあまりにも不気味であった。 街の真ん中には大通りらしきものがあり、奥へと続いているのがわかる。 《アイデア》自動判定 →この島の中では嵐が止んでいる。 地面も濡れている様子はないため、調査隊が一時拠点を作るならこの辺ではないかと思った。 《先へ進む》 →ルルイエAエリアへ進む。 《目星》 →異常な建物の中にいくつかのテントのようなものを見つけた。 恐らく調査隊のものではないだろうか。 ■調査隊のテント テントに近寄ると、ところどころ赤いものが付着していることに気がついた。 それは考えるまでもなく血であることにあなたたちは気付く。 仲間割れなのか、それとも上司の言うように何か他の生き物がいるのだろうか。 《聞き耳》 →中は静かで人間を含めた生物がいるようには思えない。 《テントに入る》 →テント内部へ ■テント内部 @あなたたちは近くのテントに入ると、荒らされた後と 全面に赤いペンキのようなもの、そしてところどころに色んな肉片らしきものがあった。 それは人間の手足がほとんどだが、いくつかウロコのついた手足があった。 《SANチェック》 0/1d3 A他のテントも同様に荒らされていたが、一つだけ無事なテントがあったようだ。 生き残りたちが使っていたテントだろうか。 いくつかの銃器や寝具、食べ終わった食料の容器などがおいてある。 A-@《銃器》 それは銃身が曲がっていたり、対応する弾丸のない銃器だった。 恐らく使い物にならないため置いていったのであろう。 A-A《目星》 →日記らしきものを見つける。 ----------------------------------日記---------------------------------- 「1日目」 今日から俺はここで調査をする奴らの警備として働くことになる。 突然浮上してきた島の調査らしいが、本当にここまでの警備がいるのだろうか。 生物がいそうには思わない・・・しかし給金もかなり高額だ。 これだけ武器があれば例え何が来ても怖くはない、早く帰って娘に贅沢をさせてやりたい。 「2日目」 一緒に来た警備員が変なものを見たと言っていた。 なんでも魚の顔をした人間だとか、きっと慣れない環境で疲れているんだろう。 そんなやつがいるわけないだろうに… 「3日目」 昨日の警備員が無残な姿で殺されていた。 噛み千切られた後があり、医療班曰くでかい魚に噛み千切られたみたいだと言っている。 なにをバカな…それとも昨日の戯言が本当だったというのだろうか。 どちらにしろ、危険な奴がいることには変わりない。 気を抜かないようにしなければ。 契約した以上、ここで調査員を守ることを…強いられているんだ! 「7日目」 一段落したから日記を書いておこう。 そしてこれは俺たちを助けに来るかもしれないやつらへの手助けになることを期待している。 やつは確かにいた、魚の顔をした化け物だ。 あいつらの狙いが何かはわからないが、襲ってくる以上俺たちは戦わなければならない。 死人がたくさん出たが、俺たちは奥へ向かう。 というのも、ここにいてもやつらになぶり殺しにされるだけだからだ。 船も沈み通信機も壊れた以上、なんとかして脱出手段を探さなければいけない。 …国の捨て鉢になって得るものは孤独だけだろう、しかし何があっても生き残る。 俺は独りじゃないから…この想いは俺が選ぶ未来だ。 ----------------------------------日記ここまで---------------------------------- B《日記を読み終えたタイミングで幸運》自動判定 →成功 あなたたちはふと気配を感じた。 どうやら外に何かがいるようだ。 →失敗 日記を読み終えたあなたたちはおぞましい化け物がこの島にいることに気付いてしまった。 C《テントを出る》 →日記の幸運に成功していた場合 何かの気配を感じて、警戒しながら外に出ると、そこには人間らしきものがいた。 全体的には灰色がかった緑色だったが、腹部だけは白かった。 皮膚は光ってツルツルした感じだが、背骨の隆起している部分はウロコに覆われていた。 全体的な形はなんとなく人間に似ているが、頭部は魚だった。 目が飛び出していて、手足の先には水かきがついていた。 おぞましい化け物を見たあなたたちは得体の知れない恐怖を感じた。 《SANチェック》 0/1D6 その魚人はまだ君たちに気付いていない。 こっそり立ち去るか、先制攻撃出来る。 →日記の幸運に失敗していた場合 テントを出ると、そこには人間らしきものがいた。 全体的には灰色がかった緑色だったが、腹部だけは白かった。 皮膚は光ってツルツルした感じだが、背骨の隆起している部分はウロコに覆われていた。 全体的な形はなんとなく人間に似ているが、頭部は魚だった。 目が飛び出していて、手足の先には水かきがついていた。 おぞましい化け物を見たあなたたちは得体の知れない恐怖を感じた。 《SANチェック》 0/1D6 その魚人はテントを出たあなたたちに気がつくと襲いかかってきた。 ・深きもの × 2 STR:14 / CON:10 / SIZ:17 / INT:13 / POW:10 DEX:11 / 耐久:14 / 装甲:1 3/14 武器 成功率 ダメージ 射程 攻撃回数 かぎ爪 25 1D6+1D4 タッチ 1 スピア 25 1D6+1D4 タッチ 1 ■ルルイエAエリア ※深きものとの強制戦闘MAP 特に情報らしきものはないが、死体の一つや二つ置いてあっても構わない。 大通りを奥へ進むと、少し拓けた場所に出る。 どうやら広場のようだ。 まだ大通りは奥へと続いている。 《目星》 道端に紙切れが落ちている。 「調査報告書」と記載されている、どうやら調査員が落としたものなのであろう。 ・調査報告書 この浮上した島の周囲は嵐で囲まれいるが、島内は雨はおろか風の一つも感じない。 まるでこの嵐が結界のような役割を果たしているようだ。 建築物については非ユークリッド幾何学的な形をしており、 自然に作られたものではなく、人工物である可能性が高い。 恐らくこの島に過去に住んでいた存在により作られたものであろう。 明日以降は街らしきものの奥へと進んで調査することとする。 《大通りを進む》 →前回深きものと戦闘している場合。 大通りを進んでいると突然人影が目前に現れた。 先ほど遭遇した魚人のようだ、やつらはあなたたちに敵意を向けて襲いかかってきた。 勝利後■ルルイエBエリアへ。 ・深きもの × 3 STR:14 / CON:10 / SIZ:17 / INT:13 / POW:10 DEX:11 / 耐久:16 / 装甲:1 武器 成功率 ダメージ 射程 攻撃回数 かぎ爪 25 1D6+1D4 タッチ 1 スピア 25 1D6+1D4 タッチ 1 →前回深きものと戦闘していない場合。 そこには人間らしきものがいた。 全体的には灰色がかった緑色だったが、腹部だけは白かった。 皮膚は光ってツルツルした感じだが、背骨の隆起している部分はウロコに覆われていた。 全体的な形はなんとなく人間に似ているが、頭部は魚だった。 目が飛び出していて、手足の先には水かきがついていた。 おぞましい化け物を見たあなたたちは得体の知れない恐怖を感じた。 《SANチェック》 0/1D6 やつらはあなたたちに敵意を向けて襲いかかってきた。 勝利後■ルルイエBエリアへ。 ・深きもの × 3 STR:14 / CON:10 / SIZ:17 / INT:13 / POW:10 DEX:11 / 耐久:15 / 装甲:1 武器 成功率 ダメージ 射程 攻撃回数 かぎ爪 25 1D6+1D4 タッチ 1 スピア 25 1D6+1D4 タッチ 1 ■ルルイエBエリア ※唯一の生存者の埠頭の日記の持ち主がいる、及び彼を護衛するMAP。 ここにいる深きものを全滅させておかないと彼は死亡する。 更に大通りを進むと巨大な建造物の前までやってきた。 ここがどういった建物なのかは想像もつかないが、 調査隊は恐らくここに進んだと予想できる。 《追跡》 辺りを確認すると血痕や薬莢が地面に落ちているのが確認できる。 それは巨大な建造物へ続いていることからこの中へ入ったことは確実だろう。 @《聞き耳》自動判定 →成功 微かな呼吸音が聞こえる。 近くに誰か、もしくは何かがいるようだ。 A《音の方向へ向かう》 そこには銃を抱えて倒れている男がいた。 かなりの深手を負っているらしく出血がひどい。 このままでは死んでしまいそうだ。 A-@《目星》 腹を槍で刺されてしまったようだ。 幸い傷口は一つなので応急手当を行い止血をすれば一命は取り留めそうだ。 A-A《応急手当 or 医療》 →成功した場合 男に応急手当を実施し、止血を行った。 これでひとまずは死ぬことはないだろう。 →全員失敗した場合 応急手当にもたついていると、いつの間にか彼の呼吸音が聞こえなくなっていた。 どうやら血を失いすぎて絶命してしまったようだ。 あなたたちは助けられたかもしれない調査員の生き残りを目の前で死なせてしまった。 《SANチェック》 0/1 @《目星》 辺りは小さな建築物がいくつかあり、何かが隠れるにはうってつけの場所であろう。 用心して調べていると先ほど襲いかかってきた魚人たちが隠れていることに気がついた。 それと同時に魚人もこちらを認識したようで、武器を構えてこちらに突撃してきた。 ・深きもの × 2 STR:14 / CON:10 / SIZ:17 / INT:13 / POW:10 DEX:12 / 耐久:15 / 装甲:1 武器 成功率 ダメージ 射程 攻撃回数 かぎ爪 25 1D6+1D4 タッチ 1 スピア 35 1D6+1D4 タッチ 1 A魚人たちを倒したあなたたちは、その戦闘音に気付いて集まってきた魚人たちに囲まれていることに気付いた。 一点突破すれば巨大な建造物に逃げ込むことは可能のようだ。 →男に気付いており、応急手当を成功している場合 しかし、そんなことをすれば助けた男が殺されてしまうのは明らかであろう。 B-@《一点突破する》 ・深きもの × 1 STR:14 / CON:10 / SIZ:17 / INT:13 / POW:10 DEX:12 / 耐久:12 / 装甲:1 武器 成功率 ダメージ 射程 攻撃回数 かぎ爪 25 1D6+1D4 タッチ 1 スピア 25 1D6+1D4 タッチ 1 B-A《全員ぶっ飛ばす》 ・深きもの × 3 STR:14 / CON:10 / SIZ:17 / INT:13 / POW:10 DEX:12 / 耐久:12 / 装甲:1 武器 成功率 ダメージ 射程 攻撃回数 かぎ爪 25 1D6+1D4 タッチ 1 スピア 25 1D6+1D4 タッチ 1 C魚人たちを全滅させると、男があなたたちに話しかけてきた。 「うう…この手当てをしてくれたのは君たちか?」 《YESだろうがNOだろうが》 「そうか、何はともあれ生きているだけで感謝だな、ありがとう。 ところで君たちは見覚えがないな、救助隊かなにかだろうか。 俺の名前はイワーク・デスペラード、調査隊の護衛メンバーだ。 俺も調査隊と共に先へ進んでいたんだがな、膝・・・ではなく腹に槍を受けてしまってな。 動けなくなってしまったから俺はここに残ることにしたんだ、 このまま先に進んでも足手まといになって死ぬだけだからな」 イワークはそういうと一息つく。 「どうやら疲労や傷で体が休むことを強いられているようだ。 俺はもう少し休んでいくとするよ」 と言うとイワークは眠りについてしまった。 《目星》 →失敗 or 成功かつ男の救出イベント終了後 特に何も見つからない。 →成功かつ聞き耳に失敗していた場合 近くに人間らしき影がうずくまっていることに気がついた。 ※上記の男救出イベントであるA《音の方向へ向かう》のイベントへ移行する。 《建造物に入る》 →男を手当てした上で一点突破した場合 後ろから男の悲鳴が聞こえた、どうやら魚人どもに殺されてしまったようだ。 自分たちの身を守るために助けられたかもしれない調査員の生き残りを死なせてしまった。 《SANチェック》 1/1d4 →Bエリアの深きものを全滅させた or 男に気付いていない or 死んでいた場合 ■ルルイエCエリアへ。 ■ルルイエCエリア ※巨大な建造物(神殿)の探索、中ボス(ダゴン)戦闘エリア。 建造物に入ると、そこの空気は明らかに違っていた。 冷たく、重苦しく、それでいて不快な空気だ。 あなたたちはこの先に明らかに危険な存在がいることを感じた。 これ以上ここにいては危ないと思って引き返そうとすると、後ろの扉が大きな音を立てて閉ざされた。 ※扉は魔術による防護がなされているため力や兵器などではどうしようもできない。 @《扉に対して武器で攻撃》 攻撃は自動成功のためダメージ判定を行う。 →ダメージが10以上の場合 扉はびくともしないどころか一切傷もついていなかった。 自分たちではどうしようもできない場所に閉じ込められてしまったことに気付いたあなたたちは 言いようのない不安に駆られた。 A《SANチェック》 1/1d6 @《目星》 周りを見渡すとどうやら礼拝堂のようなものであることに気付く。 人間の世界のそれとは違ってはいるが、何かを奉っているようなレリーフがあり、 それに向かって椅子らしきものが並べられていることから想像できる。 A《レリーフを見る》 タコの顔のようで口から触手が生えており、コウモリのような羽を生やした巨大な化け物のようなものが描かれている。 このレリーフを見ていると恐怖感が心の底からこみ上げてきた。 A-@《SANチェック》 1/1d3 B《椅子らしきものを確認する》 そこには影に隠れるようにして死体が積まれていた。 どうやら見た目からして調査隊のメンバーのようだ。 かなりの死体が積まれており、他の生き残りがいることは絶望的に思えた。 B-@《SANチェック》 0/1d3 B-A《死体に目星》 →成功 死体の一つが手紙を持っていた。 手紙にはこう書かれている。 "話が違うじゃないか!やつらに私まで襲われた! 信者には襲ってこないんじゃなかったのか! 約束を反故したんだ、あんたの正体を世間に公表してやる。 それが嫌ならばそれ相応の態度で示すんだな" 手紙の宛名を見ると「クリートル・L=トール」と書かれている。 →失敗 死体の一つが手紙を持っていたが、血に塗れており読むことができなかった。 ただ手紙の宛名には「クリートル・L=トール」と書かれていることは読み取れた。 @《聞き耳》 不快な空気が絡みつき、それとともに漂う魚介類のような匂いがする。 A《アイデア》自動判定 今まで戦ってきた魚人たちのそれとは違う匂いのようだ。 @《先へ進む》 あなたたちはしかたなく先へ進もうとすると、奥から巨大な人影が出てきた。 それが何かを確認する前に、その巨人あなたたちに向かって突進してきた。 A《回避》自動判定 →成功 その巨人の突撃をひらりと回避したあなたは、 やつが振り向くと同時に戦闘準備を整えた。 →失敗 すんでのところで巨人の攻撃を回避できたが、 体制を整える前に巨人が振り向いてしまった。 1ターンの間攻撃不可能 & 回避技能半分。 振り向いた巨人は見た目は魚人と同じような見た目であるが、 見上げるほどの背丈のある巨人であり、より一層のおぞましさを際立てていた。 B《SANチェック》 1/1d10 ・ダゴン STR:52 / CON:50 / SIZ:60 / INT:20 / POW:30 DEX:20 / 耐久:55 / 装甲:6 武器 成功率 ダメージ 攻撃回数 かぎ爪 80 1D6+6D6 1 巨大な魚人は一際大きな断末魔をあげるとその場に倒れこんだ。 どうやら絶命したようだ。 そして魚人が出てきた場所に棒状の何かが落ちていることに気がついた。 名称 成功率 ダメージ 射程 攻撃回数 装弾数 故障 / 備考 RPG-7 10 8D6 500m 1 1 98 / C《目星》自動判定 →成功 小冊子らしきものが落ちており、タイトルにはこう書いてある、「説明書」。 ※読んだPLのRPG-7の成功率を50に上昇させる。 それと予備の弾頭を発見した。 予備弾頭を1個入手する。 →失敗 予備の弾頭を発見した。 予備弾頭を1個入手する。 D■ルルイエDエリアへ移動する。 ■ルルイエDエリア ※ED分岐用アイテム、エルダーサインがある。 取得できなかった場合は場合はクトゥルフの落とし子との強制戦闘が発生し、 勝利の場合はエルダーサインをドロップする流れになる。 PLが入手したエルダーサインを■ルルイエCエリアの扉に使う宣言をすると、扉が開く。 その場合はエンディングCへ。 奥へ進むと不快な空気が少し和らいだ。 代わりに安心するような空気を少し感じられる。 《聞き耳》自動判定 安心できるような空気は向かって左側から感じられる気がする。 @《左側へ向かう》 先ほどまでの空気が嘘のように軽く、この場所は比較的安全だという安堵感がある。 ここで休めば正気を少し戻せそうだ。 A《休む》 SAN値を1d3回復できる。 B《目星》 小さな紙切れが落ちていることに気付いた。 そこには不安定に歪んだ五芒星形、そして真ん中には燃え上がる炎のようなものが書かれていた。 持って行きますか。 B-@《持って行かない》 特に何もない。 B-A《持って行く》 エルダーサインを入手する。 @《先へ進む》 →エルダーサインを持っている場合 ■ルルイエ儀式の祭壇へ移動する。 →エルダーサインを持っていない場合 先へ進もうとすると、ドシン、ドシンと地面が揺れる。 地震ではなく、一定の間隔で揺れており、まるで足音のようだった。 その音が聞こえたあなたたちはその場に縛り付けられたように足が動かなかった。 そしてその音が近づいてくると・・・タコに似た頭部がついている類人的な生物が現れた。 その大きさは先ほどの魚人よりも巨大であり、 顔には触角がかたまって密生している。 ウロコに覆われたゴムのように見える体、前足と後ろ足には大きなかぎ爪、 背中には細長い翼が生えていた。 A《SANチェック》 1d6/1d20 Bその姿を見た瞬間、あなたたちの体は動くようになった。 巨大だが動きは鈍く逃げようと思えば逃げられそうだ。 B-@《逃げる》 DEX対抗で逃走成功する。 B-@-@《成功した》 →どうやら化け物は追ってこないようだ。 ■ルルイエ儀式の祭壇へ移動する。 B-A《逃げない》 ・クトゥルフの星の落とし子 STR:70 / CON:53 / SIZ:105 / INT:21 / POW:21 DEX:7 / 耐久:79 / 装甲:7 1ラウンドごとに耐久2回復 武器 成功率 ダメージ 攻撃回数 触肢 70 6D6÷2(切捨て) 1 かぎ爪 60 6D6 1 ※エルダーサインが張り付いていることから弱体化している。 エルダーサインは落とし子に効かない?知らんな。 貼り付けたのは恐らく調査員の誰かなんでしょう、持ち込んだんですよ、きっと。 巨大なタコのような生物はその場に倒れこむ。 そしてその死体の側に紙切れが落ちていた。 C《エルダーサインを見ていた場合》 先ほど見つけた紙切れと同様不安定に歪んだ五芒星形、そして真ん中には燃え上がる炎のようなものが書かれていた。 持って行きますか。 C-@《持って行かない》 特に何もない。 C-A《持って行く》 エルダーサインを入手する。 D■ルルイエ儀式の祭壇へ移動する。 ■ルルイエ儀式の祭壇 ※クトゥルフさんが登場します。 そこは祭壇のようなものであった。 中央にある台座を、それに向かって祈るようなポーズの魚人たちが囲んでいる。 そして口々に何かをつぶやいているようだ。 《聞き耳》自動判定 →どうやらその言葉は「いあ いあ くとぅるふ ふたぐん」と言っているようだ。 《目星》 →シークレットダイス(10d10(1の位切捨て)) ざっと見ても魚人が「シークレットダイスの結果」匹の魚人がいるようだ。 @《一歩でも動く、銃を構える、応急手当をしようとするなど行動を起こした場合》 突然地面が大きな音を立てて揺れ始めた。 そして巨大な音が鳴り響く、それは唸り声のようでもあった。 その音は中央の台座から聞こえてくるようだ。 あなたたちは自然とその場所を見てしまい、動けなくなってしまう。 冒涜的な空気が辺りを包む。 恐怖、畏怖、絶望、悲壮、様々な負の感情が巻き起こり、あなたたちを蝕み始めた。 A-@《エルダーサインを持っている》 その時、先ほど手に入れた紙切れが光り始める。 そして頭に直接声が響く。 「その紙を持ち、埠頭へと向かうのだ。 そして海に向かい紙を掲げて唱えよ、いあ いあ のーでんす と。」 そしてあなたたちの体は自由へとなる。 ※ノーデンスさんの声です。 「自分で自分を称えよ」とかあれかもですが、呼ばれないとその場に現れることが出来ないようになっているためです。 A-@-@《逃げ出す》 ■ルルイエCエリア(2回目)へ移動 A-@-A《どうするかしばらく悩む》 ※制限時間は適当で構いません。 唐突に地面が割れ、魚人たちが地割れへ吸い込まれていく。 それと入れ替わるように地割れから何かが立ち上がってくる。 それはなんとなく類人的な外観をしているが、タコに似た頭部が付いており 顔には触角がかたまって密生している。 ウロコに覆われたゴムのように見える体、前足と後ろ足には大きなかぎ爪、 背中には細長い翼が生えていた。 この怪物は・・・肥満気味に膨れ上がって・・・ベタベタした感じで視界いっぱいに広がり、 ゼラチン状の緑色の巨体を黒い入り口から搾り出すように、 まさぐるように進み出てきた。 山が歩いた、あるいは山がよろめいたという感じだった。 A-@-B《絶望のSANチェック》 1d10/1d100 A-@-C《戦闘か逃げるか》 →戦闘の場合 A-A-A《そして強制戦闘へ》へ進む。 →逃げる場合 DEX対抗で成功すれば ■ルルイエCエリア(2回目)へ移動する。 A-A《エルダーサインを持っていない》 唐突に地面が割れ、魚人たちが地割れへ吸い込まれていく。 それと入れ替わるように地割れから何かが立ち上がってくる。 それはなんとなく類人的な外観をしているが、タコに似た頭部が付いており 顔には触角がかたまって密生している。 ウロコに覆われたゴムのように見える体、前足と後ろ足には大きなかぎ爪、 背中には細長い翼が生えていた。 この怪物は・・・肥満気味に膨れ上がって・・・ベタベタした感じで視界いっぱいに広がり、 ゼラチン状の緑色の巨体を黒い入り口から搾り出すように、 まさぐるように進み出てきた。 山が歩いた、あるいは山がよろめいたという感じだった。 A-A-@《絶望のSANチェック》 1d10/1d100 A-A-A《そして強制戦闘へ》 逃げることは出来ない、あなたたちはそう感じた。 もはや戦ってあれを倒すしか、生き残る道はない。 ・大いなるクトゥルフ、ルルイエの主 STR:140 / CON:110 / SIZ:210 / INT:42 / POW:42 DEX:21 / 耐久:160 / 装甲:21 1ラウンドごとに耐久6回復 武器 成功率 ダメージ 攻撃回数 触肢 100 21D6 1 かぎ爪 100 1D6+11D6 1 呪文 クトゥルフのわしづかみ 深きものとの接触 邪眼 再度の屈辱(深きものが殺した調査員も可能) ※耐久が120を切るまでは呪文で遊ぶ感じ。 120を切ると武器で攻撃してくる。 A-A-B《クトゥルフを討伐する》 →エンディングBへ ■ルルイエCエリア(2回目) 建物の出口の巨大な扉は閉まっている。 @《アイデア》自動判定 or エルダーサインを扉に使う宣言 →成功 エルダーサインを掲げれば開くのではないか?と感じる。 →全員失敗 扉をどうやって開くか悩んでいると、突然扉が開けられた。 そこには先ほど戦った巨大な魚人の姿があった。 見上げるほどの背丈のある巨人であり、より一層のおぞましさを際立てていた。 《SANチェック》 1/1d10 《ハイドラと強制戦闘》 出口を塞ぐように立っており、逃げるにはやつを倒すしかない。 ・ハイドラ STR:52 / CON:50 / SIZ:60 / INT:20 / POW:30 DEX:20 / 耐久:55 / 装甲:6 武器 成功率 ダメージ 攻撃回数 かぎ爪 80 1D6+6D6 1 勝利で■ルルイエ埠頭(最終)へ 制限時間はないが、何ラウンドかあとにクトゥルフを出現させてもよい。 A《エルダーサインを掲げる》 →扉が開き■ルルイエ埠頭(最終)へ移動する。 ■ルルイエ埠頭(最終) ※ファイナルマップ。 途中、イワークを気にかける余裕がなく走りぬけたことにしてください。 下手に振り向けば絶望のSANチェックが入ります。 発狂させてあげたいなら無理矢理振り向かせてあげてもいいでしょう。 あなたたちは声に従い、わき目も振らずに全力で埠頭まで走ってきた。 後ろから山が歩いているのではないかと言うような揺れと音が聞こえてくる。 何かおぞましいものが追ってきているのではないかと不安に駆られる。 それがどこまで来ているのか、もうすぐ後ろまで迫っているのではないか。 あなたは後ろを確認してそれの正体を確認することができる。 @《振り向く》 それはなんとなく類人的な外観をしているが、タコに似た頭部が付いており 顔には触角がかたまって密生している。 ウロコに覆われたゴムのように見える体、前足と後ろ足には大きなかぎ爪、 背中には細長い翼が生えていた。 この怪物は・・・肥満気味に膨れ上がって・・・ベタベタした感じで視界いっぱいに広がり、 ゼラチン状の緑色の巨体を黒い入り口から搾り出すように、 まさぐるように進み出てきた。 山が歩いた、あるいは山がよろめいたという感じだった。 A《絶望のSANチェック》 1d10/1d100 《呪文を唱える》 あなたたちは海へ向かい、紙を掲げて呪文を唱えた。 「いあ いあ のーでんす」 →エンディングAへ ■エンディングA →条件:エルダーサインを入手後にクトゥルフを目覚めさせ埠頭に逃げる。 その呪文を唱えると、島を囲んでいた嵐が二つに割れ、 イルカの背に縁がギザギザになった巨大な貝殻に乗った 白髪で、灰色の髭を生やした老人がこちらへ向かってきた。 「よくぞここまで来た」 老人はそう言うと手を翳す。 するとその手のひらからビームとも言える光線上の光が放たれる。 光は冒涜的なものたちを薙ぎ払い、消滅させた。 「これでよい」 老人はあなたたちを見る。 「これでしばらくは安全じゃ、しかし完全に滅ぼせたわけではない。 また復活することもあるが、お前たちにとっては遠い未来の話だろう。 さあ、わしはこの島を沈める。 その前にお前たちを元の場所へ戻してやろう」 《イワークが生きており、そのことを伝える》 →忘れている場合はアイデア判定で思い出させてもよい。 →「ほう、まだ生きている人間がいるのか。 よかろう、そのものも一緒に戻してやろう」 そう言うとあなたたちの目の前が真っ白な光に包まれたと思うと 自分たちの部屋に立っていた。 その後ニュースでは、あの島が沈んだことが報じられていた。 あなたたちは老人の「また復活するかもしれない」という言葉に言いようのない不安を感じていたが、 同時に自分たちが生きている間はそのようなことが起きることがないことも理解していた。 ※今後、クリートルはPLに何かしてくることはない。 PLたちは沈んだ島から生きて帰った英雄とされており、それを殺すことによる騒動を避けたいからである。 自分たちの代では失敗したが、またいずれ復活させることが出来るができると思っているからでもある。 →■セッション終了へ ■エンディングB:クトゥルフを倒す。 巨大なそれは体がはじけて溶解し、 緑がかった胸の悪くなるようにな雲のようなものになった。 そしてただちに元の姿へ戻ろうと蠢き始めた。 それが形を成し、元の姿へと戻るとまたあなたたちに向かって襲い掛かってきた。 その時だった。 空の暗雲を切り裂き、光が舞い降りる。 輝く巨大な人型、星から舞い降りたかのような光の戦士がそこにいた。 光の戦士は巨大な化け物に殴りかかり、圧倒的な手数でふるぼっこにした。 オラオラされた化け物は先ほどと同じようにはじけて溶解し、また雲のようなものになる。 それに対して光の戦士は両手から炎を放つと雲のようなものは燃え上がり、消滅した。 それを確認すると戦士はまた光へと戻り、来たときと同じように暗雲を切り裂いて空へ戻っていった。 あなたたちに対する目前の危険は去った。 ひとまずは安心であろう。 後は助けが来るのを待つだけだ。 …数日後、大型船が島へやってきた。 そこから降りてきたのは重武装の兵隊たちだった。 ※このエンディングは普通に国連の救助隊が助けに来たでもよいし、 クトゥルフ復活を阻止されたクリートルがPLを抹殺するために送りこんだということにしてもよい。 生還した場合、クリートルはPLに何かしてくることはない。 PLたちは沈んだ島から生きて帰った英雄とされており、それを殺すことによる騒動を避けたいからである。 自分たちの代では失敗したが、またいずれ復活させることが出来るができると思っているからでもある。 →■セッション終了へ ■エンディングC →条件:エルダーサインを入手後にクトゥルフを目覚めさせる前に閉じた魔法の扉を開く。 扉を開けると、そこにはイルカの背に縁がギザギザになった巨大な貝殻に乗った 白髪で、灰色の髭を生やした老人がいた。 「やつの封印が解ける前にそれを持ち出してくれてよかった」 老人はあなたたちにそう告げる。 そしてなにやら念じるような動作をすると、 今まであなたたちがいた建物から光があふれ出した。 「さて、これでしばらくは安全じゃ、しかし完全に安心というわけではない。 また復活することもあるが、お前たちにとっては遠い未来の話だろう。 さあ、わしはこの島を沈める。 その前にお前たちを元の場所へ戻してやろう」 《イワークが生きており、そのことを伝える》 →忘れている場合はアイデア判定で思い出させてもよい。 →「ほう、まだ生きている人間がいるのか。 よかろう、そのものも一緒に戻してやろう」 そう言うとあなたたちの目の前が真っ白な光に包まれたと思うと 自分たちの部屋に立っていた。 その後ニュースでは、あの島が沈んだことが報じられていた。 あなたたちは老人の「また復活するかもしれない」という言葉に言いようのない不安を感じていたが、 同時に自分たちが生きている間はそのようなことが起きることがないことも理解していた。 →■セッション終了へ ■セッション終了 《基本報酬》 1D10のSAN値回復 《イワークを助けた》 1D6のSAN値回復 《クトゥルフを見た》 1D10のSAN値回復 クトゥルフ神話技能+5% ※今後、クリートルはPLに何かしてくることはない。 PLたちは沈んだ島から生きて帰った英雄とされており、それを殺すことによる騒動を避けたいからである。 自分たちの代では失敗したが、またいずれ復活させることが出来るができると思っているからでもある。