ロスト

●バットエンド「新しい石畳」
 正気度が0になった場合のロスト描写。

 「アナタはこの惨状に耐えられなかった。 アナタはその場に膝から崩れ落ちる。 石畳から生え出す手によって、アナタは石畳へと引きづり込まれる。 そう、アナタは新しい石畳。」


●バットエンド「目を持つ星」
 "黒幕"に殺された場合のロスト描写。

 「巨大な神に抗ったアナタ。 だが、神の巨大で鋭利なかぎ爪に切り裂かれ、アナタはバラバラになって地に落ちる。 体はどこだ?手はドコだ?頭はドコだ?目はドコだ? 分かる事といえば、目と目が合ったその人がどのような末路をたどるかくらいだろう。 その人には、自らと同じ末路はたどって欲しくない。 だが、そう思ったところで、目だけになってしまったアナタにできる事といえば、 祈ることと見守る事ぐらいなものでしかない。 願わくば、アナタがあの巨大な神と対峙しませんように。」


●バットエンド「新しい住民
 "暗闇から伸びる手"に 引きずり込まれた場合のロスト描写。
 1d4もしくは、探索者にあう住宅をKPが決める。

「暗闇に引きずり込まれ意識を手放したアナタは、気付くと」

◆住宅1
 「子供達と輪になって回りながら童謡を歌っていた。 自らの意思はどこへ行ったのだろう…? 知らないはずなのにさも当たり前のように童謡の歌詞が頭に浮かぶ。」
◆住宅2
 「老人達と卓を囲みカードゲームをしていた。 自らの意思はどこへ行ったのだろう…? 手札のカードはすべてジョーカーだったが、ゲームは成立していた。」
◆住宅3
 「女達と食卓を囲み噂話に花を咲かせていた。 自らの意思はどこへ行ったのだろう…?  食べても食べても皿からご馳走が消えることはない。」
◆住宅4
 「男達とジョッキを交わしていた。 自らの意思はどこへ行ったのだろう…? 呑んでも酒が消えることはない、 ジョッキを投げても気付けば新しいジョッキがアナタの手の中にある。」

「この永遠に続く団欒の一時は天国か地獄か。 きまぐれな神のペットとしてアナタは魂の檻に囚われた。 そして、きまぐれに弄ばれる。 もう、アナタは自由に動くことができない。」

◆住宅1
 「アナタはこれから永遠に、歌い回り続ける事になるだろう。 たとえ、飼い主に滅多ざしにされる事があっても…。」
◆住宅2
 「アナタはこれから永遠に、中身のない会話をしながら、 つまらないゲームを嗜み続ける事になるだろう。 たとえ、飼い主に首を吊られる事があっても…。」
◆住宅3
 「アナタはこれから永遠に、ご馳走を食べ、 意味のない噂話に花を咲かせ続ける事になるだろう。 たとえ、食べ続けても餓え骨だけになる事があっても…。」
◆住宅4
 「アナタはこれから永遠に、酒を呑み騒ぎ続ける事になるだろう。 たとえ、酒があふれ続け、酒に溺れる事があっても…。」

「ああ、次は自分の番だ。ご主人様の足音が聞こえる…。」